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WAKEAU糸島[公式]

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WAKEAU糸島オンラインプチツアーをレポート!

1 WAKEAU糸島オンラインプチツアーの開催 3月6日、春の日差しに包まれた福岡県糸島市。 「WAKEAU糸島オンラインプチツアー」と題したイベントを開催しました。 2021年1月から販売開始から、消費者のみなさまに糸島の魅力を伝えたい、との思いで運営してきたWAKEAUお楽しみBOX。BOXでは魅力的な生産者さんの作った野菜や食品をお届けしていますが、このBOXに入りきらない糸島の魅力をお伝えするため、ツアーを企画しました。 対面での開催も検討しましたが、新型コロナウイルス・オミクロン株の流行の影響でまん延防止措置が全国的に適用されるという状況に鑑み、オンラインでの開催となりました。 今回のツアーでは、あるときは農家、またあるときは糸島の歴史の語り部、またまたあるときはサックス奏者でもある白石強さんのお話を軸に、糸島市3つの拠点(泉屋六治(農場)、岐志(きし)漁港(かき小屋)、櫻井二見ヶ浦)をつなぎ、1時間の生中継をお届けしました。  このイベントの内幕をレポートします。2 オンラインプチツアーではどんなことが行われた? 事前申込制で開催した、オンラインプチツアー。先着で申し込んでいただいた若干名の方には、白石さんのシナモンティーを事前にお届けしました。 (イベント中、白石さんからオススメの淹れ方をお話しいただき、芳醇な香りのシナモンティーを楽しみながら、お話を聞いていただきました。) 当日は20名を超える方々に参加いただき、①白石さんの糸島の歴史やシナモンに関する逸話のご紹介、②中継先からのリポート、③知っとうかいな?糸島クイズなどをお届けしました。(1)白石さんのお話・糸島の歴史と食の秘密 白石さんによる糸島に関する講演、その一部をご紹介します。 福岡県最西部、福岡市の西隣のまち、糸島市。古くの地名でいえば、怡土(伊都=いと)と志摩(しま)という2つの地域の集合体。なるほど、「いと」+「しま」で糸島になっているんですね。  歴史を紐解くと、3世紀末に著された「魏志倭人伝」の中に「伊都国」の文字が登場します。中国の「三国志」の時代から、一定のまとまりがあった地域だったことがわかります。 糸島市内の平原遺跡(ひらばるいせき)では、このころ(弥生時代)の墳丘墓が見られ、多くの副葬品も出土しており、日本最古の女王の墓ともされています。 なぜ女王が治めていたとわかるのか。それは、副葬品の中から、高貴な身分の女性しか身につけていなかったとされるピアスなどの装身具が見つかっているからです。 この遺跡では、現在も、発掘調査が続いています。 少し深掘り。稲作が始まってからの統治者に求められることは、安定して収穫するために、天候(太陽と雨)を司ることでした。この遺跡から出土したものの中には、太陽光をあしらった「晴天鏡」と、雲をあしらった「雨天鏡」の2種類が。「晴天鏡」は晴れ乞いに、「雨天鏡」では雨乞いに用いられていたと考えられています。こうした出土品から、当時のまつりごとの様子を垣間見ることができます。 さらに歴史を進めると、8世紀後半(奈良時代)には、糸島市と福岡市の境となる高祖山(たかすやま)に、怡土城(いとじょう)という山城が建築されました。建築を主導したのは、太宰府の長官で、遣唐使として派遣された吉備真備(きびのまきび)です。 この山城は、全長25kmにわたる日本最大の山城とされており、この城の門の部分に当たるのが、まさに今、白石さんがいる泉屋六治の農場。たしかに地名が「大門」ですが、まさか古代のお城の門だったとは。 シナモンはこの奈良時代から栽培されはじめた、と言われています。  ここまでは、白石さんに紹介いただいたほんの一部。 さらに糸島の歴史や風土、「食」の秘密について、詳しく知りたい方は、2021年8月に出版されたムック本「知っとうかいな?糸島」をご覧になってみてください(詳細はこちら。) この本は、白石さんを含む糸島市民4名が編集委員となって、様々な文献や史料を深掘りされています。イラストなども交え、親しみやすいながら、かなり読み応えのある1冊となっています。糸島市や福岡市の書店などで販売中です。(2)中継先から 岐志漁港・かき小屋。  まずは、かき小屋の外から、その後小屋の中に移動して、食事のレポートをしました。レポートをしてくれたのは、柚木(ゆのき)重信さん。WAKEAU糸島のお楽しみBOXをコーディネートしています。  糸島のかき小屋は、10月〜3月の冬季にオープンしています。岐志漁港は糸島市内でも最大級で、10数件のかき小屋が立ち並んでいます。この日は、シーズン終盤のかきを楽しもうというお客さんで賑わっており、15時というお昼には遅い時間でしたが、100台近くの車が停まっているほどの盛況ぶりです。 糸島市内では、岐志漁港以外にもかき小屋が並ぶ漁港があります。漁港を巡って、お気に入りのかき小屋を見つけるのも冬の糸島旅の魅力になるかもしれません。 一方、櫻井二見ヶ浦。  穏やかな晴天で、こちらも多くの観光客で賑わっていました。最初は、すぐ目の前に鳥居と夫婦岩(めおといわ)を確認できる砂浜から中継。その後、高台にある園地から、浦の全体像を見ることができます。この高台は知る人ぞ知る絶景スポット。  浜辺には観光客の若者などが多い一方で、高台では地元の家族連れがレジャーシートを敷いてお弁当を広げるなど、少しゆったりとした空気も流れています。二見ヶ浦にお越しの際は、ぜひ高台まで登ってみてください。(3)知っとうかいな?糸島クイズ ツアーの途中には、糸島や白石さんの生産するシナモンに関する問題を全3問出題し、参加者のみなさんにチャットで答えていただきました。・怡土城を建設する際に使われた意外なものとは!?・シナモンの木が日本で自生することになったきっかけとは!? ・シナモンの葉っぱの形は!?  いずれも3択問題でしたが、特に1問目が難しかったようで、事務局で確認したところ、全問正解の方はたった1名でした!(すごい!) 最近WAKEAUに加入したメンバーも事前学習なしで問題に挑戦しましたが、あえなく全問正解ならず。。  (画像にある問題の正解は①です。)(4)質疑応答・ツアー終了後の反応 ツアー終盤には、参加者の方々から多くの質問をいただきました。 地元の方の「オススメ観光スポット」については、柚木さんからはこの時期でいえば、ということで「かき小屋」や「菜の花畑」が、白石さんからは「不動池」が挙げられました。  実際に糸島に観光される際には、交通手段の確保をどう考えるか、が肝になります。 レンタカーで移動するのが一番動きやすいと思いますが、バスなどの公共交通機関を利用する場合、かなり本数が限られますので、事前によくよく時刻表などを確認しましょう。  全行程の終了後、参加いただいたみなさまから、多くのアンケートの回答をいただきました。 糸島の歴史についての白石さんの講演や、かき小屋の食レポが特にお楽しみいただけたようでした。 また、操作面の課題やよりツアー感を出したイベントへの期待など、次回に向けた意見もいただくことができました。 こうした声を踏まえ、今後もイベントを企画していきます。糸島には、白石さんの他にも魅力的なスピーカーがたくさんいらっしゃいます。 こんなイベントがあったら参加してみたい!というようなご要望ございましたら、お気軽にご意見をお寄せください。 改めまして、ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!3 ツアーこぼれ話 成功裏に終えたオンラインツアー。その裏側を少しだけご紹介。(1)限界突破!かき小屋食レポの舞台裏 15時から開催したオンラインプチツアー。 スタッフ全員で12時ごろに昼食をいただいて士気を高め、直前の打ち合わせを経て、各中継先に散らばっていきました。(「穂と花」の鯛ラーメン。詳細はこちら。WAKEAUお楽しみBOXでもお楽しみいただけます♪)  柚木さんと中野の岐志漁港・かき小屋チーム。メイン会場にいる司会の關(せき)からの合図に応じて、かき小屋での食事の様子をレポートする予定。せっかくなので、美味しそうに焼けたかきやハマグリをお届けしたい。注文をして、コンロで焼きながら中継が飛んでくるのを待っていますが、なかなか合図が来ません。そうこうしていると、かきやハマグリの食べ頃が来てしまうので、どんどん食べていきます。さらに追加注文。。 最終的に、合計2kgのかきと、その他多数の種類の魚介類を完食、お腹はパンパン。「3時のおやつ」にはあまりにもヘビー、そしてあまりにも豪華なものとなりました。 その日の中野の夕食は、美食の町糸島にいながら、少し控えめになりました。(2)まるで台風中継!?二見ヶ浦でのリハーサル 前日5日の15時。各地から中継をつないでリハーサルを行っていました。 櫻井二見ヶ浦に派遣された鈴木。海では白波が高く立ち上り、高台では木の太い枝も音を立てて揺れ、髪はボサボサに。中継の声は暴風でほとんど聞こえません。雨は降っていないものの、さながら台風中継のようでした。 気象庁のデータでは、5日15時の前原(糸島市中心部)の風速は6.5m/s。数字で見ると、そこまでの強風ではありませんが、沿岸部では風が吹き荒れており「足を踏ん張って立っているのがやっとだった」(鈴木談)。  ツアー当日は、やや風は残っていましたが、晴天に恵まれ、リハーサルからイヤホンマイクを変えることで無事に声もお届けすることができました。(3)直前に猛勉強!伊都国歴史博物館での予習 泉屋六治の農場から、全体の司会進行を務めた關(せき)。講演前に、事前勉強をしよう、ということで、事務局の大橋、鈴木とともに、当日朝から糸島市内の伊都国歴史博物館へ。  白石さんにポイントを説明してもらいながら、メモを取りつつ、歴史をインプット。予習の成果もあり、円滑に進行できました。 当日は朝から張り詰めていましたが、イベント終了後、糸島の海に沈んでいく夕日をみて、1日の疲れが吹っ飛びました。

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お客様に最高のトマトを届けるトマト農家界のストライカー

トマトは熟していればいるほどおいしいんです。お客さんがあってこその生産者であり、おいしいといっていただけるトマトの生産を目指します。【どのような商品を生産されていますか?】ミディトマトという、ミニトマトより少し大きい品種を1つ。加熱調理に向いた品種を2種類、あとはオレンジや緑、ワインレッドのようなカラフルなミニトマトを6種類の計9種類を栽培しています。 【トマトの生産をはじめたきっかけを教えてください。】僕はもともと農家の育ちではなくサラリーマン家庭で育ち、サッカーを続けていて選手もしたんですが、コーチや監督になりたかったんです。6年ほど前に知り合いから、サッカーのスクールやクラブをやるから、コーチとして正社員でフットサル場で勤務しないかという話をいただきました。半年ほど勤務したのですが、サッカースクールやフットサル場は、土日か夕方〜夜の仕事なんです。そこで、社長と昼間にできる仕事を探そうということになり、その中で「農家さんのグループでカラフルなミニトマトを10種類くらい作っているけれど、売り手がいない」という話を聞いたんです。それで僕らが仕入れに行って、街中の軒先などちょっと場所を借りて販売をはじめたのがきっかけなんです。そのため、最初は全くトマトと関わりはなかったんですが、「西がやれ」ということで、半年間くらい週に5日ほど糸島の農家さんでトマトを仕入れて昼間販売をして、夕方からサッカースクール、夜はフットサル場の受付というような生活をしていました。トマトがカラフルなのも珍しかったし、とにかくすごく美味しかったんですよね。僕は何もしていないんですが、店頭で販売していたらおばちゃんたちが次から次へと人を連れてきてくださるようになって、すごく盛り上がってきちゃいまして。そうしたら途中から「もうスクールには来なくていい」って言われてしまって、半年ぐらいトマト屋になってしまったんですよ。はじめは言われるがまま始めたことだったのですが、トマトを食べられない小さな子が、うちのを食べてトマトを食べられるようになったとか好きになったとか、色んなエピソードをいただいたりお客様が喜んでくださったりするのを現場で見て、「これは続けていきたいな」と思ってどんどん盛り上がっていって、お客様が増えてトマトが足りないような状態になりました。7月ごろでトマトのシーズンが一旦終了したのですが、「次はいつ来るの?」と言われて、次は11月くらいにまた再スタートになりますと告知をしてお休みに入りました。ところが次のシーズンの話になった時に、農家さんが採算が合わなかったりグループでうまくいかなくなったりして、次の作付けをしないという方向に決まっちゃったんですよ。僕はお客様に「また来ますね」といってしまった手前と、また僕自身も続けたい気持ちが強くあったので、何かできないかと色々相談をさせてもらう中で、「自分で作っちゃったらいいんじゃないか!」となったんです。そこからは、地主さんを紹介していただいたり、ご厚意でいろいろと準備が進んでいき、ド素人ながらに今作っている場所でトマト作りをスタートしました。きっかけっていうのは本当に変な話ですよね。最初は売っていたのが自分で作るようになっちゃった、という話です。 【こだわりや、アピールポイントがあれば教えて下さい。】こだわりは今2つあるんですが、1つめは「完熟で美味しい状態で採る」ということです。スーパーに出ているものは、割れないようにするために、大玉だと特になのですが5分か6分くらいで完熟する前に収穫してしまうので、酸っぱかったり水っぽかったりとトマト特有の品種の味がしなかったりするのです。僕が仕入れさせてもらっていた農家さんがされていたのもあるのですが、割れてしまっても良いのでギリギリのところで採る、一番美味しいところで収穫するというのを意識しています。もう1つは、農薬を極力使わないということです。化学農薬などの化学合成されて人体などにも影響があるような薬品は使わないように心がけています。その代わりになるものとして、木酢液や水あめといったものを食品で探して、極力害がなく植物が生き生きする、活力を与えるようなものを選んで使う取り組みをしています。水あめはベタベタしているので、虫や小さい天敵をくっつけて取り除いたりカビにも効きます。また、鉢で栽培するというこだわりもあります。僕は土を入れているということに意味があると思っていて、土耕栽培のほうが僕の中で理想です。土耕栽培だと病気で全滅してしまうけど、鉢で育てることでリスクを分散することができます。そして、一年通して供給できるようになっています。 【商品を受取るお客様へのメッセージ】うちはミニトマトしかないので、もしクレームがあったらきちんと伝えていただきたいと思います。一応これが良いよ!というのを入れているつもりなので、もしあれば、例えばぐずぐずして美味しくなかったとか、そういう声を聞かせて欲しいですね。トマトはひとつひとつ味が違っているので、「私はこれが好き」とか「こっちの方が良かったな」とか、そういう食べ比べをしてもらって、お気に入りの品種を見つけていただけたらと思っています。

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酪農家が届ける伊都の牛乳そのままのおいしさを届けたい

酪農家たちの「おいしい牛乳を届けたい」という想いから一般的な牛乳とは違う、ノンホモの牛乳を用いて製品を作っています。【どのような商品を生産されていますか?】伊都(糸島半島)で育った牛からとれた牛乳や、それを用いた酪農家でしか作れないヨーグルト、チーズや焼酎などを生産しています。ヨーグルトでは、飲むヨーグルトと食べるヨーグルトがあり、博多あまおうを使ったヨーグルトなども作っています。【牛乳の加工をはじめたきっかけを教えてください。】酪農家さんたちの「おいしい牛乳を世の中に届けたい」という思いから、伊都物語は始まりました。私たちはもともと委託製造を行っていたのですが、4年前に自社工場ができて、自分たちで手掛けた牛乳商品を作ることができるようになりました。委託製造では消費者さんの顔が見えづらかったのですが自社生産になり、より消費者の皆さんに近づくことができました。 【こだわりや、アピールポイントがあれば教えて下さい。】酪農家が作った会社なので、こだわりはピカイチだと思います。糸島地域の牛がいて、酪農家がいて、私たちが作る。そこが強みですね。また、一般的な牛乳はホモジナイズ(脂肪球の均質化加工)されていますが、それがされていないという点で一線を画しています。自社工場になり、容器が瓶ではなくプラスチックになりましたが、ノンホモジナイズという点は譲りませんでした。スーパーで売っている牛乳はホモ牛乳で高温殺菌しています。うちの商品は低温殺菌です。高温殺菌をするためには脂肪球を均一にしないといけませんが、低温殺菌だとそれをしなくていいのです。そうすることでしぼりたてに近い牛乳、酪農家がお届けする手を加えないおいしさを味わっていただくことができます。タンパク質やカルシウムなどの栄養素が壊れていない状態でもあり、個人的にはすごくあまみを感じる牛乳だと思います。また、飲むヨーグルトと銘打っている商品の中では、うちが一番といっていいくらいどろどろしています。発酵時間などにもこだわっており、ずっと残る感じはなくてすっきりしています。 【商品を受取るお客様へのメッセージ】酪農家がこだわった、牛乳のそのままのおいしさをぜひ味わっていただければと思います。おすすめの味わい方は、基本的にそのまま飲むのが一番ですね。ノンホモジナイズなのでおなかも壊れず、すっきりとした飲み心地を味わえます。牛を育て、乳を搾る。そこに注ぎ込む、ひたむきな愛情と情熱は創業時からつむがれ、これからもずっと続いていく伊都の牛と伊都の人の物語。ぜひ、味わっていただければ幸いです。

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故郷糸島できくらげ生産に乗り出した期待の星

きくらげは生でも美味しいんですよ。糸島のいい水を使って、なるべく森に近い環境で育てています。【どのような商品を生産されていますか?】現在はきくらげを主に生産していますが、自分が目指しているのはスマート農業での生産です。正直全部機械でできれば良いと考えています。湿度と温度、水やりまでは自動でできるようにして、森の中の湿度を保てるようにハウスの大きさまで広げているので、他のキクラゲと比べても肉厚と言われるようになっています。また国内で流通しているキクラゲの90%くらいが外国産なので、2%でも3%でも、国内のシェアを取りたいと思っています。 【きくらげ栽培をはじめたきっかけを教えてください。】私は8年くらい前に脱サラをして、会社で仲良くなったお客さんとミャンマーに行って、そこで農業をやったら面白いんじゃないか、と思ったのが農業に入るきっかけとなり、そこから色々調べました。実家は大分なのですが、親戚がキクラゲが面白いのでは?と言っていて、国産のキクラゲの流通でシェアを取りたいなと思って始めました。 【脱サラの時点でスマート農業への思いがあったのですか?】その時点ではありませんでしたね。ミャンマー、東南アジアでお米の輸出をナンバーワンにしようということを考えていました。それを手作業でやろうということを考えていましたが、コロナもあって日本に帰ってきてしまいました。3年くらい前からスマート農業には興味を持っていました。【生産に対するこだわりはありますか?】できるだけ森に近い、自然に近い環境で育てた肉厚なキクラゲを目指しています。そのために光の加減は、ハウスの上に黒い80%遮光のビニールを何重にも貼って調節しています。光は機械化していないのですが、温度と湿度は自動化しています。霧を出し、遮光も太陽光が20%くらいしか入ってこないようにして、全部自動で管理していますね。ちゃんと水分コントロールを機械がしてくれているので、比べると形や厚さが本当に違います。 【商品を受取るお客様へのメッセージ】キクラゲに関しては、現在持てるだけの技術を凝縮して、「安心、安全」を心がけ衛生面も気にして栽培していますので、ぜひ一度ご賞味ください。【ハウスでの管理栽培で衛生面も非常に安心できそうですね。】はい。床面もコンクリートで砂埃がまわないように設計しており、作業時もゴム手袋の使用したりして、衛生面には非常に気を遣って栽培しております。 【WAKEAUに期待していることは何ですか?】基本的に、糸島のものはどんなに良くても糸島でしか売れないと思っていたのですが、WAKEAUはそれを県外に送って、県外の人が周りにお裾分け、分け合ってくれて広まっていくことが魅力だと思い、共感しました。糸島だけじゃなくて全国に届いて、個人的なファンが出来てくれると嬉しいなと思っています。