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ロス商品の「捨てる」を「考える」|株式会社こころのペットフードロスへの取り組みご紹介

はじめまして! ソシャグ編集部です。この記事では、社会にとって良い活動 = ソーシャルグッドな活動に取り組まれている方にインタビューをして、その活動内容をご紹介します。今回のテーマは「ペットフードロス」です。農水省からも提唱されているフードロス削減。これは本来食べられる食品を捨てている現状を変えようというものですが、実はペットフードにも同じような問題が起きていることをご存じでしょうか。そんなペットフードロスの解決に取り組んでいるのが、「cocoro online store(以下cocoro)」の運営企業である、株式会社こころです。株式会社こころはcocoroというECサイトを展開しており、そこではあらゆる要因により廃棄されてしまうペットフードを買い取り、二次流通で安く再販しています。そして人間と動物がより良い環境で共存するために、ペットフードロスの認知度を高め、ペットフードを取り巻く社会全体の問題を改革しようと活動されています。今回、株式会社こころの取り組みを紹介するため、プロジェクトマネージャーの鵜飼剛(うかい・つよし)様にインタビューを行いました。Q.1 なぜソーシャルグッドな活動を始めたんですか?ペットフードを必要としている人がたくさんいる一方で、コストをかけてそれを廃棄している人がたくさんいると知ったからです。ペットフードのロスは様々な要因で発生するのですが、1番大きな要因は賞味期限だと思います。もしも店頭で、賞味期限が残り半年のものと1週間のものがあったとき、多くの方が半年のものを買われると思います。しかし実際には、賞味期限の残りの長さで、商品の状態は大きく変わりません。ですがイメージの問題で、賞味期限が短いものはなかなか売れないため、賞味期限が残り3ヶ月を切ったものは廃棄するのが一般的になっています。そして廃棄するには、当然お金がかかります。「お金をかけて処分するくらいなら、動物愛護団体に寄付すればいいのではないか?」そう思われる方も多いと思います。しかし大量にある動物愛護団体の中から、きちんと愛護活動を行っている団体を選び、ロス商品を運搬して寄付するというのは、実は廃棄するよりもコストがかかるんです。Q.2 活動内容を教えてくださいペットフードのロスを減少させるため、ECサイトの「cocoro」を運営しています。事業開始から2022年7月までに、およそ659トンのペットフードロスを削減してきました。そんなcocoroには以下の3つの特徴があります。特徴1.正規品より安く購入できるcocoroでは賞味期限が近いものを買い付け、再販することをベースとした運営を行っています。ロス商品を二次流通に乗せ、本来捨てられてしまう・廃棄されてしまうはずだったものを取り扱ってきました。その結果、正規品よりも安く商品を購入することができるので、飼育費用の削減にもつながります。近年はペットのサービスも多角化してきており、トリミングやマッサージ、フードなど、基本的なペット用品以外の出費も増加傾向です。そこでcocoroを利用すれば、正規品の値段で複数個ペットフードを買うことができたり、浮いたお金で別のペット用品を買うことができたり、あるいはご自身の生活費にあてることも可能でしょう。費用面の削減を通して飼育放棄を減らしていきたいというのも、cocoroのビジョンです。特徴2.cocoroを通じて愛護団体へ寄付できる弊社では売上の一部を愛護団体へ寄付しています。団体に寄付をしたいけどどうしたら良いかわからないという方でも、cocoroで商品を購入することで、間接的に寄付をすることが可能です。また大量の団体を調べて寄付先を選ぶというのは、前述の通り現実的ではありません。弊社でも全国の団体を調べていた時期がありましたが、やはり難しく、メーカーの苦労を思い知ることになりました。そこで弊社では、アニマル・ドネーションに寄付をおこなっています。アニマル・ドネーションとは愛護団体を認定・統括・管理している公益社団法人です。全国の動物愛護団体へ視察に出向いて実態を把握しているため、信頼できる団体への寄付が可能となっています。特徴3.店頭にない商品を購入できる人間にも好き嫌いがあるように、ペットにも好き嫌いがあります。なるべく好きなペットフードを食べさせてあげたいですよね。しかし「お気に入りのペットフードが店頭から無くなってしまった」という声は珍しくありません。廃棄される商品には賞味期限の近いものだけでなく、リニューアル前の商品や満足に売れなかった滞留商品も含まれています。そうした廃盤となってしまう商品でも、cocoroなら購入できる可能性があります。また廃盤品は訳アリ品として売られる場合も多く、消費者からあまり良いイメージを持たれていません。二次流通品でも高い品質であると知っていただくことで、食べ物や命を捨てることに対して考える機会を創造しようと考えています。Q.3 活動を始めて、どんな変化がありましたか?弊社が活動をはじめるまで、ペットフードロスという言葉は日本にありませんでした。ですから活動を通じていく中でこの概念が広がり、多くの人に受け入れていただけているという実感があります。例えば動物専門学校の先生や学生の方から連絡をいただいたり、まだまだ珍しいビジネスとして弊社の事業が取り上げられたりすることもありました。ペットフードロスの認知度を上げてその輪を広げる、また広めてもらえる事業内容であるということを再認識しました。またcocoroのユーザー様からも、数多くのご意見をいただきました。弊社では全てのレビューに目を通しており、例えばレビューを元に店頭から廃盤となった商品への需要を知ることもできました。もっと早くにペットフードロスという概念を知りたかったといったお声もいただき、二次流通によりペットフードロスへの関心は一層高まったと感じています。またメーカーから買い付けする段階では、ロス商品が利益になることを喜んでいただいております。今後は利益を追求する私企業の皆様と、弊社のペットフードロス対策事業について、さらに踏み込んだレベルでの相互理解が必要であるとも考えています。cocoroの運営によって、ペットフードロスを社会問題として、多くの人が共有できる課題にしていきたいですね。Q.4 活動を通して、将来達成したい目標はありますか?弊社が買い付けるロス商品には、賞味期限がひっ迫しすぎているものも多いというのが現状です。これはメーカーによる廃棄決定から実行までにタイムラグがあり、例えば冬物が翌年の夏に捨てられるなど、cocoroで取り扱う頃には賞味期限までわずか1週間というものもありました。こうした背景にはメーカーによる再販先のセレクトや交渉のやりとりに時間がかかり、そもそも店舗から下げられて捨てられるまでのプロセスが煩雑であるという問題もあります。商習慣で店頭に置いておけないものでも、下げられてから捨てられるまでに時間がかかりすぎているので、このポイントを解決していきたいと考えています。しかしながら、まだまだロス商品に対する「捨てて当たり前」という認識を拭えていない現状があるため、10年以上はかかるとみています。海外に目を移せば、例えばアメリカなどではホームセンターで店頭から下げられた製品が、大量に愛護団体へ寄付されている場合もあります。これはホームセンターと愛護団体が直につながっているからこそできることですが、日本でも不可能ではないでしょう。一方で日本のペットに対する意識はまだまだ低いといえます。例えば日本では「飼育」という表現が一般的ですから、「共存」というレベルまで達していません。またペットという表現についても考えていく必要があるでしょう。ペットフードのロスが知られていないのは、ペットが人間と対等ではないと考える人が多いからという面も理解しなければなりません。命あるものをペットフードに加工しているという意識を持ち、動物に対する認識を変えていければ、人間と動物がより良く共存できると考えています。Q.5 活動に参加したい人や応援したい人へ、メッセージをお願いします!弊社ではお客様のレビューを全て拝見しております。こうしたお声が社員のモチベーションにもなっていますし、今後もたくさんのご意見を聞かせていただければと思います。ぜひcocoroを利用して、いつもより少しだけ、ワンちゃんネコちゃんに贅沢をさせてあげませんか?少しでも多くのご飯を、美味しいおやつを、大切なペットと共有していただければと思います。弊社ではTwitterやLINEアカウントでの発信もしています。お気軽にお問合せください。株式会社こころcocoro online storeTwitter(@cocoro_ccp)

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