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ロス商品の「捨てる」を「考える」|株式会社こころのペットフードロスへの取り組みご紹介

はじめまして! ソシャグ編集部です。この記事では、社会にとって良い活動 = ソーシャルグッドな活動に取り組まれている方にインタビューをして、その活動内容をご紹介します。今回のテーマは「ペットフードロス」です。農水省からも提唱されているフードロス削減。これは本来食べられる食品を捨てている現状を変えようというものですが、実はペットフードにも同じような問題が起きていることをご存じでしょうか。そんなペットフードロスの解決に取り組んでいるのが、「cocoro online store(以下cocoro)」の運営企業である、株式会社こころです。株式会社こころはcocoroというECサイトを展開しており、そこではあらゆる要因により廃棄されてしまうペットフードを買い取り、二次流通で安く再販しています。そして人間と動物がより良い環境で共存するために、ペットフードロスの認知度を高め、ペットフードを取り巻く社会全体の問題を改革しようと活動されています。今回、株式会社こころの取り組みを紹介するため、プロジェクトマネージャーの鵜飼剛(うかい・つよし)様にインタビューを行いました。Q.1 なぜソーシャルグッドな活動を始めたんですか?ペットフードを必要としている人がたくさんいる一方で、コストをかけてそれを廃棄している人がたくさんいると知ったからです。ペットフードのロスは様々な要因で発生するのですが、1番大きな要因は賞味期限だと思います。もしも店頭で、賞味期限が残り半年のものと1週間のものがあったとき、多くの方が半年のものを買われると思います。しかし実際には、賞味期限の残りの長さで、商品の状態は大きく変わりません。ですがイメージの問題で、賞味期限が短いものはなかなか売れないため、賞味期限が残り3ヶ月を切ったものは廃棄するのが一般的になっています。そして廃棄するには、当然お金がかかります。「お金をかけて処分するくらいなら、動物愛護団体に寄付すればいいのではないか?」そう思われる方も多いと思います。しかし大量にある動物愛護団体の中から、きちんと愛護活動を行っている団体を選び、ロス商品を運搬して寄付するというのは、実は廃棄するよりもコストがかかるんです。Q.2 活動内容を教えてくださいペットフードのロスを減少させるため、ECサイトの「cocoro」を運営しています。事業開始から2022年7月までに、およそ659トンのペットフードロスを削減してきました。そんなcocoroには以下の3つの特徴があります。特徴1.正規品より安く購入できるcocoroでは賞味期限が近いものを買い付け、再販することをベースとした運営を行っています。ロス商品を二次流通に乗せ、本来捨てられてしまう・廃棄されてしまうはずだったものを取り扱ってきました。その結果、正規品よりも安く商品を購入することができるので、飼育費用の削減にもつながります。近年はペットのサービスも多角化してきており、トリミングやマッサージ、フードなど、基本的なペット用品以外の出費も増加傾向です。そこでcocoroを利用すれば、正規品の値段で複数個ペットフードを買うことができたり、浮いたお金で別のペット用品を買うことができたり、あるいはご自身の生活費にあてることも可能でしょう。費用面の削減を通して飼育放棄を減らしていきたいというのも、cocoroのビジョンです。特徴2.cocoroを通じて愛護団体へ寄付できる弊社では売上の一部を愛護団体へ寄付しています。団体に寄付をしたいけどどうしたら良いかわからないという方でも、cocoroで商品を購入することで、間接的に寄付をすることが可能です。また大量の団体を調べて寄付先を選ぶというのは、前述の通り現実的ではありません。弊社でも全国の団体を調べていた時期がありましたが、やはり難しく、メーカーの苦労を思い知ることになりました。そこで弊社では、アニマル・ドネーションに寄付をおこなっています。アニマル・ドネーションとは愛護団体を認定・統括・管理している公益社団法人です。全国の動物愛護団体へ視察に出向いて実態を把握しているため、信頼できる団体への寄付が可能となっています。特徴3.店頭にない商品を購入できる人間にも好き嫌いがあるように、ペットにも好き嫌いがあります。なるべく好きなペットフードを食べさせてあげたいですよね。しかし「お気に入りのペットフードが店頭から無くなってしまった」という声は珍しくありません。廃棄される商品には賞味期限の近いものだけでなく、リニューアル前の商品や満足に売れなかった滞留商品も含まれています。そうした廃盤となってしまう商品でも、cocoroなら購入できる可能性があります。また廃盤品は訳アリ品として売られる場合も多く、消費者からあまり良いイメージを持たれていません。二次流通品でも高い品質であると知っていただくことで、食べ物や命を捨てることに対して考える機会を創造しようと考えています。Q.3 活動を始めて、どんな変化がありましたか?弊社が活動をはじめるまで、ペットフードロスという言葉は日本にありませんでした。ですから活動を通じていく中でこの概念が広がり、多くの人に受け入れていただけているという実感があります。例えば動物専門学校の先生や学生の方から連絡をいただいたり、まだまだ珍しいビジネスとして弊社の事業が取り上げられたりすることもありました。ペットフードロスの認知度を上げてその輪を広げる、また広めてもらえる事業内容であるということを再認識しました。またcocoroのユーザー様からも、数多くのご意見をいただきました。弊社では全てのレビューに目を通しており、例えばレビューを元に店頭から廃盤となった商品への需要を知ることもできました。もっと早くにペットフードロスという概念を知りたかったといったお声もいただき、二次流通によりペットフードロスへの関心は一層高まったと感じています。またメーカーから買い付けする段階では、ロス商品が利益になることを喜んでいただいております。今後は利益を追求する私企業の皆様と、弊社のペットフードロス対策事業について、さらに踏み込んだレベルでの相互理解が必要であるとも考えています。cocoroの運営によって、ペットフードロスを社会問題として、多くの人が共有できる課題にしていきたいですね。Q.4 活動を通して、将来達成したい目標はありますか?弊社が買い付けるロス商品には、賞味期限がひっ迫しすぎているものも多いというのが現状です。これはメーカーによる廃棄決定から実行までにタイムラグがあり、例えば冬物が翌年の夏に捨てられるなど、cocoroで取り扱う頃には賞味期限までわずか1週間というものもありました。こうした背景にはメーカーによる再販先のセレクトや交渉のやりとりに時間がかかり、そもそも店舗から下げられて捨てられるまでのプロセスが煩雑であるという問題もあります。商習慣で店頭に置いておけないものでも、下げられてから捨てられるまでに時間がかかりすぎているので、このポイントを解決していきたいと考えています。しかしながら、まだまだロス商品に対する「捨てて当たり前」という認識を拭えていない現状があるため、10年以上はかかるとみています。海外に目を移せば、例えばアメリカなどではホームセンターで店頭から下げられた製品が、大量に愛護団体へ寄付されている場合もあります。これはホームセンターと愛護団体が直につながっているからこそできることですが、日本でも不可能ではないでしょう。一方で日本のペットに対する意識はまだまだ低いといえます。例えば日本では「飼育」という表現が一般的ですから、「共存」というレベルまで達していません。またペットという表現についても考えていく必要があるでしょう。ペットフードのロスが知られていないのは、ペットが人間と対等ではないと考える人が多いからという面も理解しなければなりません。命あるものをペットフードに加工しているという意識を持ち、動物に対する認識を変えていければ、人間と動物がより良く共存できると考えています。Q.5 活動に参加したい人や応援したい人へ、メッセージをお願いします!弊社ではお客様のレビューを全て拝見しております。こうしたお声が社員のモチベーションにもなっていますし、今後もたくさんのご意見を聞かせていただければと思います。ぜひcocoroを利用して、いつもより少しだけ、ワンちゃんネコちゃんに贅沢をさせてあげませんか?少しでも多くのご飯を、美味しいおやつを、大切なペットと共有していただければと思います。弊社ではTwitterやLINEアカウントでの発信もしています。お気軽にお問合せください。株式会社こころcocoro online storeTwitter(@cocoro_ccp)

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株式会社タムの産廃再活用への取り組み|誰でも気軽にゴミ問題解決へ協力できる

はじめまして! ソシャグ編集部です。この記事では、社会にとって良い活動 = ソーシャルグッドな活動に取り組まれている方にインタビューをして、その活動内容をご紹介します。今回のテーマは「産廃の再活用」です。モノづくり事業者にとって、産業廃棄物の取り扱いは悩ましい問題ですよね。近年は持続可能な社会への意識が高まりゴミの適切な処分が求められる一方で、その費用負担が問題となるケースも少なくありません。そんな産廃処理課題の解決に取り組んでいるのが、株式会社タムです。株式会社タムは端材・残材リサイクル掲示板の「コム助」を運営しており、廃材の中でもまだ使える端材や残材と地域のコミュニティや消費者を繋いでいます。コム助を通じて多くの人にモノづくりの楽しみを伝えながら、地域のゴミ削減と地域の活性化を達成しようと事業展開されてきました。今回、株式会社タムの取り組みを紹介するため、株式会社タム代表取締役の伊藝博(いげい・ひろし)様にインタビューを行いました。Q.1 なぜソーシャルグッドな活動を始めたんですか?これまでのモノづくり事業では多くの端材や残材が排出されてきましたが、それらは産業廃棄物として処理されてきました。しかしながら処分するにもかなりの費用がかかるという問題を抱えています。一方で私たちは、ゴミ分別の細分化により、再活用できる端材・残材が多くある事にも気付きました。そこでモノづくり事業において排出される再活用可能な多くの端材や残材と、地域のコミュニティや消費者を繋ぐことにより、地域のゴミ削減地域の活性化が実現できるのではないかと考え、端材・残材リサイクル掲示板「コム助」を立ち上げました。コム助を通じて、モノをつくるだけではなく廃棄物を再活用できるシステムが構築できれば、次世代のモノづくりに繋げられると考えています。Q.2 活動内容を教えてください弊社では端材・残材リサイクル掲示板「コム助」を運営しています。またモノづくり企業における産廃処理課題の解決を目指すコム助には、以下の3つの特徴があります。特徴1.モノづくり企業なら無料で手軽に利用できるコム助はモノづくり企業であれば無料で「登録・出品・使用」できるサービスです。産業廃棄物の処理には多額の費用がかかるため、新たな有償サービスの契約・利用が難しいと考える事業者様もいるでしょう。こうした点を踏まえ、コム助はモノづくり企業を費用面からもサポートしたいと考えています。また、これまでモノづくり企業の多くが素晴らしい技術を持ちながらも、WEBサービスの活用を苦手としている傾向がありました。ですが、近年のWEBサービスは誰でも簡単に扱えるものになっており、「いつでも・だれでも・どこでも」そして「24時間・365日」活用できるようになっています。事業者様が手軽に利用できることも、コム助の大きな付加価値であると考えています。特徴2.事業者でなくともサービスを利用できるコム助はモノづくり企業体でない場合は出品が出来ません。しかしながら一般の方であっても、企業の出品した端材・残材を購入し受け取ることができます。誰でも簡単に利用できるサービスですから、ユーザーのニーズに沿った端材・残材のリサイクルが可能であると考えています。近年はDIYや屋外キャンプ等のブームが拡大しており、コム助の提供するサービスは幅広い世代からのニーズに答えられるものであると考えています。特徴3.事業者と消費者を繋げて地域活性化を促せる出品された端材・残材を購入いただいた場合、原則として出品元の企業から直接受け取ってもらう制度を採用しています。これには理由があり、地域で出た端材・残材はその地域内で再活用してもらうことを目指しているためです。同じ地域の事業者と消費者が繋がることで、モノづくり企業に対する理解度・認知度を上げたいという側面もあります。弊社はコム助を地方目線のWEBサービスとして展開してきました。モノづくり企業の端材・残材を誰もが活用し地域を循環することが、「ゴミを減らし再利用できるコミュニティ」の創造に繋がると考えています。Q.3 活動を始めて、どんな変化がありましたか?運営を始めてからまだ4ヶ月程度ですが、登録いただく企業が少しづつ全国へ広がってきました。端材・残材を受け取る一般の方がいることに対し「ゴミの再利用が実現して良かった」と感じています。また個人として端材・残材に関する情報をSNS等へ毎日公開していますが、投稿内容への反響を元に試行錯誤を繰り返しています。これまで誰も取り組んでこなかったサービスですから、自分自身の勉強にもなっています。弊社としては「コム助」を無料で始めたことをキッカケに、私たちなりの社会貢献ができたと考えています。このことが社員のゴミ問題への意識付けにもなりました。Q.4 活動を通して、将来達成したい目標はありますか?活動を通じて若い人にモノづくりの楽しみを伝えながら、またモノづくりを取り巻く環境を改善し、次世代に繋ぐことが私たちの大きな使命だと考えています。一方で「コム助」はできたばかりの新しいサービスです。認知度が低いことが課題だと感じているため、そのポイントを改善したいと考えています。ソシャグではソーシャルグッドな活動の認知向上や活動に参加しやすい仕組みを、AI技術を活用して提供されているとのことで、コム助の認知度アップに期待しています。またソシャグはSDGsに賛同されているとのことで、弊社の端材・残材リサイクル事業との融和性も高いと考えています。Q.5 活動に参加したい人や応援したい人へ、メッセージをお願いします!モノづくり事業では多くの端材や残材が排出されますが、それらは産業廃棄物として処分するにも多額の費用が必要であり、また多くの時間が奪われるものでした。こうした背景から一企業だけでゴミ問題に取り組むのは大変なことであり、多くの苦労がつきまといます。そこで、規模の小さな事業者であっても気軽に「コム助」のサービスを利用いただき、各企業から排出される端材・残材が再利用され、地域が活性化し、次世代にモノづくりを伝えたいと考えています。コム助Twitter(@komusuke12)Instagram(@tamsign)

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ダイバーの視点で海と人をつなぎ、次世代へ自然を伝承|ふくおかFUNの環境保全活動のご紹介

はじめまして、ソシャグ編集部です!この記事では、社会にとって良い活動=ソーシャルグッドな活動に取り組まれている方にインタビューし、その活動内容をご紹介します。今回のテーマは「海の環境保全」です。世界中で話題になっているプラごみ問題ですが、その具体的な取り組みについてはあまり知られていません。世界の海で、今のままの状況が続くと、将来どんな事態に陥ってしまうのでしょうか!?今回インタビューした一般社団法人ふくおかFUN・代表理事の大神さんは、海洋環境の問題に真正面から取り組まれ、モデルとなる活動を展開しています。将来を不安に思うばかりではなく、海の下に広がる水面下の環境について知るところから、みんなの意識が変わります。大神さんは活動を通して、海で人と人がつながる素晴らしさを幅広い世代に伝えています!Q.1 なぜソーシャルグッドな活動を始めたんですか?大学在学中に訪れた西表島で、地元の方々による島の自然を守る活動に現場で触れる機会を得て、その姿に深い感銘を覚え、「自然伝承」を人生のライフワークにしたいと真剣に考えるようになりました。その頃の西表島には、手つかずの自然が多く残っていました。そして島の住人の方たちが、自分たちの暮らす島に生息する生き物や自然環境を守るために、様々な工夫をしながら努力を重ねる姿を目にしました。彼らの自然に対する意識は、誰かに教えられたとか、どこかで聞いたからということではなく、ごく当たり前の生活の一部となっており、人工的なごみが出ること一つにも注意をはらい、「自分たちが暮らす場所に対して、自分たちで責任を持って行動する」という意志を持って、皆で話し合い日々前向きに環境保全に取り組まれていました。そういった西表島の方々と、現地で直接触れる機会を得たことが、自分の人生の価値観を大きく変えるターニングポイントとなりました。それ以降、ブレることなく「自然伝承」をテーマに掲げ、自然環境保全活動を続けています。Q.2 活動内容を教えてください一般社団法人ふくおかFUNは、「自然伝承」を活動理念に掲げ、主に『海洋ごみの削減』、『生物多様性の保全』、『地球温暖化の緩和』を目的とした活動に取り組んでいます。私は西表島を訪れた後、ダイビングインストラクターの資格を取得し、25歳の頃から「自分自身の目で世界中の自然を体感したい」という想いで世界の各地に渡航してフィールドワークを重ねて来ました。2014年12月には、活動の中心を福岡・博多湾に置き、自然環境の保全を目的とした団体を設立し、ライフワークである「自然伝承」への独自のアプローチや、ダイビングインストラクターとしての経験を活かし、「ダイバーだからこそ」の視点を軸とした、次のような活動を行っています。活動1.海洋環境に関する教育・啓発活動福岡の博多湾を中心とする海に潜り、水中調査・撮影、海底ごみ回収、アマモ場の造成などに取り組み、最近では海洋環境をテーマに教育・啓発を目的とした出張授業や写真展などのイベントを主催するなど、発信にも力を入れています。海洋ごみ問題では、福岡の海を中心とした日本各地の海において、ダイバーによる海中ごみの調査・撮影・回収を行い、撮影した実際の環境データを授業や講演、企業向けCSR活動などで活用しています。活動2.「海草アマモ場の造成」活動SDGsの達成や地球温暖化抑制を目的とし、行政や企業、市民の皆さまとともに二酸化炭素を吸収・固定する「藻場」の保全・再生に取り組んでいます。一般には余り知られていない海草アマモですが、水中で光合成を行い、二酸化炭素を吸着・固定(ブルーカーボン)する役割を持ち、稚仔魚の産卵場や住処となるなど、海洋環境の改善に重要な役割を担っています。協力企業や市民の方々と一緒に、アマモの群生地から少し間引いた種子を、水槽のなかで熟成させ、そこから一粒一粒を取り出し、博多湾の適地へと還す活動を続けています。活動3.社会貢献型協業による商品開発2020年より「海のお困りごと解決!アオサ実用化プロジェクト」に取り組んでいます。生物多様性の保全・地球温暖化の緩和を目的として、都市部の海で大量発生しているアオサ(アナアオサ・ミナミアオサ)を回収し、実用化する取り組みです。地元の様々な方と協力しながら、アオサふりかけ『あおさあわせ』の商品開発も行いました。Q.3 活動を始めて、どんな変化がありましたか?日本だけでなく、世界各地の海で大きな問題となっている「海洋ごみ」は、今も年々増え続けています。また、現代社会は大気汚染や、二酸化炭素排出の増加による気候変動にも直面しています。こうした環境課題に向けた取り組みは各地で行われていますが、海面下の水中世界にフォーカスし、その状況が実際にどうなっているか、という様子は、都市部で一般の社会生活を送っている方たちからすると極めて想像し難く、得られる情報も少ないのが現状です。活動を続ける中で、私たちの一つ一つのアプローチを、具体的に環境問題の解決につながる方法として示せたことには、深い意義とやりがいを感じて来ました。また、発信を続けることで、全国各地から「一緒にイベントを行いたい」、「学校での授業を行ってほしい」という問い合わせが増えました。教育や啓発活動を通して、大人の方から子供たちにまで、これまで知られていなかった問題点が認識され、解決に向けての理解が広がって行く感触を得られるようになり、様々な場所からお声かけいただけることを、とてもうれしく思っています。Q.4 活動を通して、将来達成したい目標はありますか?様々な団体との連携が生まれているのですが、当団体と行政、教育機関、支援企業などといった、点と点が『線』になっているだけの活動が多い状況です。今後は私たちの活動を起点に、横のつながりを促進し、活動を『面』に広げていきたいと思っています。ソシャグでは、社会課題の解決に取り組む他の団体と、自然に協力関係が構築でき、連携しやすい仕組みが提供いただけると聞いています。ソシャグによって私たちの活動が『面』へと広げられることを、期待しています。Q.5 活動に参加したい人や応援したい人へ、メッセージをお願いします!「地球の海を守りたい!」ふくおかFUNではスキューバダイバーが中心となって、陸上からでは見ることのできない海の魅力や課題を伝える活動を行っています。イベント・写真展・授業や講演などを通じて、海の豊かさや不思議、面白さを知り、誰にとっても欠かせない身近な存在としての海に興味を持ってもらいたいと思い、活動しています。私たちは福岡の博多湾を中心とする海に潜っていますが、地球上の海はすべて繋がっています。そして、海は人と人をつなげる場所だと思います。新たに出会う人たちとの関わりの中で、自然に対して気づくことがあったり、環境意識が変わったり…、今後もそんな場面をもっと生み出していきます。今年はふくおかFUNが取り組んできた「アマモ場づくり」の活動が福岡市環境行動賞で「奨励賞」を受賞しました!生物多様性の保全や気候変動対策を目的とした活動を評価していただき、本当にうれしく思います。これからも笑顔いっぱいに「自然伝承」の想いを伝え続けていきます!海や自然が大好きな方、子ども達と遊ぶことが好きな方、ボランティア活動に興味がある方、教育関係、イベント関係、自然体験に関する仕事を目指している方などなど、私たちと一緒に活動いただける方、サポーターとして協力くださる方を募集しています。【ふくおかFUN活動紹介情報】ふくおかFUNInstagram(@fukuoka_fun_underwater)Instagram(@fukuoka_fun_diary)Twitter(@fukuokafun)YouTube(ダイバー先生)

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カジュアルに皆が社会課題に取り組める世界をつくる|オプスデータの地方共創への取り組みご紹介

はじめまして! ソシャグ編集部です。この記事では、社会にとって良い活動 = ソーシャルグッドな活動に取り組まれている方にインタビューをして、その活動内容をご紹介します。今回のテーマは「地方共創」です。現在、人口減少や高齢化が日本全体の問題となっていますよね。しかし、地方ではこれらの社会課題が、都心以上に深刻化しているんです。そんな地方の社会課題の解決に取り組んでいるのが、本サービス「Socialgoo(ソシャグ)」の運営企業であるオプスデータ株式会社です。オプスデータは、地域ごとに地元の産品を一箱に詰め合わせたお楽しみBOXの販売を行うサブスク型ECサービス「WAKEAUお楽しみBOX」の運営を通じて社会課題の解決に貢献する地方共創事業を展開しています。さらに、WAKEAUの活動によって得られた声から生まれた、ソーシャルグッドな参加型メディア「Socialgoo(ソシャグ)」を運営しています。また、特にEC関連サービスに関するユーザーニーズや広告効果の分析を得意とするデータサイエンス事業をあわせて展開しており、これらの事業を掛けあわせることで、AIを活用した地方共創を強力に推進しています。今回、オプスデータの取り組みを紹介するため、オプスデータ代表の中野にインタビューを行いました。Q.1 なぜソーシャルグッドな活動を始めたんですか?私はこれまで様々な企業でビジネスに携わり事業や組織を拡大させてきましたが、それは多くの方々からお力添えいただいて達成できたことです。これまでお力添えいただいた方々からの恩送りとして、起業家の支援なども行ってきました。そんな中、新たに起業しようとしていたときに、地方の様々な課題を知ったんです。直売所の売上だけでは、農業を続けられない(農家)漁業の明るい未来が見えず、子どもに家業を継がせられない(漁師)町の過疎化が止まらず、住民サービスがどんどん低下している(役場職員)これら地域の課題を、なんとか改善したい。そんな想いから、企業運営と社会貢献を両立させながら、本気で地方の課題解決に取り組むことを決心しました。Q.2 活動内容を教えてください地方共創事業として、「WAKEAUお楽しみBOX」というネット通販サービスを行っています。各地域の新鮮で美味しい生産物と一緒に、生産者さんの想いや地元をPRする同梱物を毎月お届けしています。また1次産業の生産者さんの課題を解決するために、お楽しみBOXには以下の3つの特徴があります。特徴1.生産者さんは商品準備だけで、ネット通販が開始可能生産者さんがネット通販を始めようとしても、販促やサイト制作、受注管理などに対応する余裕がない、そもそもパソコンやスマホの使い方がわからない、という方が多くいらっしゃいます。そのためお楽しみBOXでは、商品準備以外のすべてをオプスデータが対応しています。直売所で販売するのと同じように、生産者さんは商品を準備するだけで、簡単にネット通販を始められます。特徴2.地域性を付加価値に、生産者さんの適正利益を確保農作物の生産コストが上昇していく中、多くの生産者さんはご自身の利益を削り、これまでと同じ値段で販売を続けています。なぜなら値上げをすると、直売所で顔見知りになったお客さんが離れてしまうのではないか、という不安があるからです。そのためお楽しみBOXでは、生産物と一緒に、生産者さんとのつながりや地域情報などの付加価値もお届けしています。付加価値をBOXの値段に反映することで、生産者さんの適正な利益を確保できます。特徴3.定期購入(サブスクリプション)で、売上の安定化生産物を直売所で販売する場合、生産者さんの売上は来客数に大きく左右され、不安定になりやすいという課題があります。そのためお楽しみBOXは、定額・継続でのサブスクリプションで販売しています。サブスクリプションでは月々の売上が極端に減少することがないため、安定した売上を確保できるんです。その結果、生産者さんの生活が安定するだけでなく生産計画が立てやすくなり、6次産業化に向けた設備投資など、未来への一歩が踏み出せるようになります。Q.3 活動を始めて、どんな変化がありましたか?生産者さんや地域の課題解決に向けて、はじめの一歩を踏み出せたと感じられるようになりました。実際に全国各地を訪問したところ、私たちの想いに共感して、プロジェクトに参加してくださる方がたくさんいらっしゃったんです。生産者さんや地域の方々にご協力いただきながら、2022年6月現在、7地域でお楽しみBOXを販売できています。またこのプロジェクトを始めるまでは、私が東京生まれ東京育ちということもあり、自分が帰れる”田舎”だと感じられる場所がありませんでした。しかし今は、お楽しみBOXを発売している各地域が、私のふるさとだと感じられるようになりました。今は、採れたて新鮮な野菜を生産者さんと一緒に食べる時間がとても幸せで、このプロジェクトを始めなかったら、こんな経験はできなかったと思います。Q.4 活動を通して、将来達成したい目標はありますか?お楽しみBOXを通じて地域と関わる人をもっと増やし、観光や移住、ワーケーションなどのコト消費につなげることで地域を活性化するのが目標です。また、WAKEAUを運営するなかで、私たちと同様に熱い想いを持って、様々な事業に取り組んでいる方々と出会うことができました。私たちの活動もまた「ソーシャルグッド」というくくりの中で同じ想いを持っていますので、それであれば、お互いに協力して情報発信ができないかと考えるようになりました。今後は、Socialgoo(ソシャグ)を活用することによって、より多くの事業者さんと協力しながら「ソーシャルグッド」な活動を発信していきます。これにより、ソーシャルグッドな活動に興味をもつ人々が自然と集まってくる場所となり、みんなで社会課題の解決に取り組める世界が実現できればと考えています。Q.5 活動に参加したい人や応援したい人へ、メッセージをお願いします!私たちオプスデータは、以下の想いをもって活動しています。私たちの想いに共感し、一緒に活動いただける企業、自治体、教育機関、NPO、仲間を募集しております。ぜひ、ソシャグの問い合わせフォームからご連絡ください。私たちと一緒に、社会課題の解決に取り組みましょう。

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WAKEAU糸島オンラインプチツアーをレポート!

1 WAKEAU糸島オンラインプチツアーの開催 3月6日、春の日差しに包まれた福岡県糸島市。 「WAKEAU糸島オンラインプチツアー」と題したイベントを開催しました。 2021年1月から販売開始から、消費者のみなさまに糸島の魅力を伝えたい、との思いで運営してきたWAKEAUお楽しみBOX。BOXでは魅力的な生産者さんの作った野菜や食品をお届けしていますが、このBOXに入りきらない糸島の魅力をお伝えするため、ツアーを企画しました。 対面での開催も検討しましたが、新型コロナウイルス・オミクロン株の流行の影響でまん延防止措置が全国的に適用されるという状況に鑑み、オンラインでの開催となりました。 今回のツアーでは、あるときは農家、またあるときは糸島の歴史の語り部、またまたあるときはサックス奏者でもある白石強さんのお話を軸に、糸島市3つの拠点(泉屋六治(農場)、岐志(きし)漁港(かき小屋)、櫻井二見ヶ浦)をつなぎ、1時間の生中継をお届けしました。  このイベントの内幕をレポートします。2 オンラインプチツアーではどんなことが行われた? 事前申込制で開催した、オンラインプチツアー。先着で申し込んでいただいた若干名の方には、白石さんのシナモンティーを事前にお届けしました。 (イベント中、白石さんからオススメの淹れ方をお話しいただき、芳醇な香りのシナモンティーを楽しみながら、お話を聞いていただきました。) 当日は20名を超える方々に参加いただき、①白石さんの糸島の歴史やシナモンに関する逸話のご紹介、②中継先からのリポート、③知っとうかいな?糸島クイズなどをお届けしました。(1)白石さんのお話・糸島の歴史と食の秘密 白石さんによる糸島に関する講演、その一部をご紹介します。 福岡県最西部、福岡市の西隣のまち、糸島市。古くの地名でいえば、怡土(伊都=いと)と志摩(しま)という2つの地域の集合体。なるほど、「いと」+「しま」で糸島になっているんですね。  歴史を紐解くと、3世紀末に著された「魏志倭人伝」の中に「伊都国」の文字が登場します。中国の「三国志」の時代から、一定のまとまりがあった地域だったことがわかります。 糸島市内の平原遺跡(ひらばるいせき)では、このころ(弥生時代)の墳丘墓が見られ、多くの副葬品も出土しており、日本最古の女王の墓ともされています。 なぜ女王が治めていたとわかるのか。それは、副葬品の中から、高貴な身分の女性しか身につけていなかったとされるピアスなどの装身具が見つかっているからです。 この遺跡では、現在も、発掘調査が続いています。 少し深掘り。稲作が始まってからの統治者に求められることは、安定して収穫するために、天候(太陽と雨)を司ることでした。この遺跡から出土したものの中には、太陽光をあしらった「晴天鏡」と、雲をあしらった「雨天鏡」の2種類が。「晴天鏡」は晴れ乞いに、「雨天鏡」では雨乞いに用いられていたと考えられています。こうした出土品から、当時のまつりごとの様子を垣間見ることができます。 さらに歴史を進めると、8世紀後半(奈良時代)には、糸島市と福岡市の境となる高祖山(たかすやま)に、怡土城(いとじょう)という山城が建築されました。建築を主導したのは、太宰府の長官で、遣唐使として派遣された吉備真備(きびのまきび)です。 この山城は、全長25kmにわたる日本最大の山城とされており、この城の門の部分に当たるのが、まさに今、白石さんがいる泉屋六治の農場。たしかに地名が「大門」ですが、まさか古代のお城の門だったとは。 シナモンはこの奈良時代から栽培されはじめた、と言われています。  ここまでは、白石さんに紹介いただいたほんの一部。 さらに糸島の歴史や風土、「食」の秘密について、詳しく知りたい方は、2021年8月に出版されたムック本「知っとうかいな?糸島」をご覧になってみてください(詳細はこちら。) この本は、白石さんを含む糸島市民4名が編集委員となって、様々な文献や史料を深掘りされています。イラストなども交え、親しみやすいながら、かなり読み応えのある1冊となっています。糸島市や福岡市の書店などで販売中です。(2)中継先から 岐志漁港・かき小屋。  まずは、かき小屋の外から、その後小屋の中に移動して、食事のレポートをしました。レポートをしてくれたのは、柚木(ゆのき)重信さん。WAKEAU糸島のお楽しみBOXをコーディネートしています。  糸島のかき小屋は、10月〜3月の冬季にオープンしています。岐志漁港は糸島市内でも最大級で、10数件のかき小屋が立ち並んでいます。この日は、シーズン終盤のかきを楽しもうというお客さんで賑わっており、15時というお昼には遅い時間でしたが、100台近くの車が停まっているほどの盛況ぶりです。 糸島市内では、岐志漁港以外にもかき小屋が並ぶ漁港があります。漁港を巡って、お気に入りのかき小屋を見つけるのも冬の糸島旅の魅力になるかもしれません。 一方、櫻井二見ヶ浦。  穏やかな晴天で、こちらも多くの観光客で賑わっていました。最初は、すぐ目の前に鳥居と夫婦岩(めおといわ)を確認できる砂浜から中継。その後、高台にある園地から、浦の全体像を見ることができます。この高台は知る人ぞ知る絶景スポット。  浜辺には観光客の若者などが多い一方で、高台では地元の家族連れがレジャーシートを敷いてお弁当を広げるなど、少しゆったりとした空気も流れています。二見ヶ浦にお越しの際は、ぜひ高台まで登ってみてください。(3)知っとうかいな?糸島クイズ ツアーの途中には、糸島や白石さんの生産するシナモンに関する問題を全3問出題し、参加者のみなさんにチャットで答えていただきました。・怡土城を建設する際に使われた意外なものとは!?・シナモンの木が日本で自生することになったきっかけとは!? ・シナモンの葉っぱの形は!?  いずれも3択問題でしたが、特に1問目が難しかったようで、事務局で確認したところ、全問正解の方はたった1名でした!(すごい!) 最近WAKEAUに加入したメンバーも事前学習なしで問題に挑戦しましたが、あえなく全問正解ならず。。  (画像にある問題の正解は①です。)(4)質疑応答・ツアー終了後の反応 ツアー終盤には、参加者の方々から多くの質問をいただきました。 地元の方の「オススメ観光スポット」については、柚木さんからはこの時期でいえば、ということで「かき小屋」や「菜の花畑」が、白石さんからは「不動池」が挙げられました。  実際に糸島に観光される際には、交通手段の確保をどう考えるか、が肝になります。 レンタカーで移動するのが一番動きやすいと思いますが、バスなどの公共交通機関を利用する場合、かなり本数が限られますので、事前によくよく時刻表などを確認しましょう。  全行程の終了後、参加いただいたみなさまから、多くのアンケートの回答をいただきました。 糸島の歴史についての白石さんの講演や、かき小屋の食レポが特にお楽しみいただけたようでした。 また、操作面の課題やよりツアー感を出したイベントへの期待など、次回に向けた意見もいただくことができました。 こうした声を踏まえ、今後もイベントを企画していきます。糸島には、白石さんの他にも魅力的なスピーカーがたくさんいらっしゃいます。 こんなイベントがあったら参加してみたい!というようなご要望ございましたら、お気軽にご意見をお寄せください。 改めまして、ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!3 ツアーこぼれ話 成功裏に終えたオンラインツアー。その裏側を少しだけご紹介。(1)限界突破!かき小屋食レポの舞台裏 15時から開催したオンラインプチツアー。 スタッフ全員で12時ごろに昼食をいただいて士気を高め、直前の打ち合わせを経て、各中継先に散らばっていきました。(「穂と花」の鯛ラーメン。詳細はこちら。WAKEAUお楽しみBOXでもお楽しみいただけます♪)  柚木さんと中野の岐志漁港・かき小屋チーム。メイン会場にいる司会の關(せき)からの合図に応じて、かき小屋での食事の様子をレポートする予定。せっかくなので、美味しそうに焼けたかきやハマグリをお届けしたい。注文をして、コンロで焼きながら中継が飛んでくるのを待っていますが、なかなか合図が来ません。そうこうしていると、かきやハマグリの食べ頃が来てしまうので、どんどん食べていきます。さらに追加注文。。 最終的に、合計2kgのかきと、その他多数の種類の魚介類を完食、お腹はパンパン。「3時のおやつ」にはあまりにもヘビー、そしてあまりにも豪華なものとなりました。 その日の中野の夕食は、美食の町糸島にいながら、少し控えめになりました。(2)まるで台風中継!?二見ヶ浦でのリハーサル 前日5日の15時。各地から中継をつないでリハーサルを行っていました。 櫻井二見ヶ浦に派遣された鈴木。海では白波が高く立ち上り、高台では木の太い枝も音を立てて揺れ、髪はボサボサに。中継の声は暴風でほとんど聞こえません。雨は降っていないものの、さながら台風中継のようでした。 気象庁のデータでは、5日15時の前原(糸島市中心部)の風速は6.5m/s。数字で見ると、そこまでの強風ではありませんが、沿岸部では風が吹き荒れており「足を踏ん張って立っているのがやっとだった」(鈴木談)。  ツアー当日は、やや風は残っていましたが、晴天に恵まれ、リハーサルからイヤホンマイクを変えることで無事に声もお届けすることができました。(3)直前に猛勉強!伊都国歴史博物館での予習 泉屋六治の農場から、全体の司会進行を務めた關(せき)。講演前に、事前勉強をしよう、ということで、事務局の大橋、鈴木とともに、当日朝から糸島市内の伊都国歴史博物館へ。  白石さんにポイントを説明してもらいながら、メモを取りつつ、歴史をインプット。予習の成果もあり、円滑に進行できました。 当日は朝から張り詰めていましたが、イベント終了後、糸島の海に沈んでいく夕日をみて、1日の疲れが吹っ飛びました。

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自己紹介〜WAKEAU糸島出荷担当・柚木重信編〜

・はじめに どうもはじめまして、WAKEAU糸島の出荷を担当している柚木重信(ゆのきしげのぶ)です。今回は私の経歴を兼ねた自己紹介とWAKEAUに参加した経緯を書いていきたいと思います。1982年(昭和57年)生まれ(0歳)1989年(平成元年)小学校入学(6歳)2000年度(平成12年度)高校卒業(18歳)2004年度(平成16年度)大学卒業(22歳)2005年4月~2007年3月福岡県の農業高校(シクラメン担当)                     (23歳~24歳)2007年4月~2016年3月福岡県の農業高校(食品製造担当)                     (25歳~33歳)2016年4月~惣菜畑がんこ商品開発担当(34歳~)2018年4月~福岡県6次産業化プランナー就任(36歳~)2019年12月~福岡県農商工業連携アドバイザー就任(37歳~) 柚木家の長男として生まれ、現在39歳の独身です。地元の農業高校を卒業するまで糸島で生活しました。祖父と父、母は農業を営み、人がやらないことを誰よりも先にやるチャレンジ精神旺盛な母が当時珍しかった農家が直接販売をするイベントに出店していたこともあり、平成元年ごろより手伝いで人前での販売を経験し、人前で販売することの楽しさやお客さんとのやりとりの面白さを経験してきました。愛知県にある大学に進学し、4年間やりたいことを自由にやらせてもらいました。そこで教員免許を取得し、卒業後は福岡県の農業高校で働きました。退職後、母が経営する惣菜畑がんこで商品開発を中心に従事し、福岡県の6次産業化プランナーや農商工連携アドバイザーなどをしております。WAKEAUでは糸島の農家さんや漁師さん、加工をしている事業やの方々の商品をお楽しみBOXに詰めて発送もしております。・WAKEAUとのご縁と今後への期待WAKEAUとのご縁 出会いは2020年8月のことでした。東京にいる先輩から紹介したい人がいるので話を聞いてほしいといわれ、3人でオンライン会議をしたことでご縁をいただきました。そこからWAKEAUの中野さんの熱量と行動力のすごさを実感していくことになります。打ち合わせを終えた後、すぐに「10月に糸島を訪問したいんですがご都合いかがですか?」と連絡をいただき、日程を決定。2日間かけて、糸島の魅力と生産者の方々をおつなぎさせていただきました。近年では注目の都市でもある糸島ですが、課題は多くあります。その課題をひとつひとつ汲み取っていただき11月には第一弾の地域として糸島からスタートしようということになりました。12月にテスト発送を行い、1月にはLPを公開し、受注を受け付け発送がスタートしました。運用していくうえで課題はまだまだありますが、お客様にも恵まれ、多くの反響をいただいております。今年の12月の発送で丸一年間お付き合いいただいてるお客さまも多くおり、WAKEAUのファンづくりのすごさに驚いております。WAKEAUに期待すること 糸島には多くの魅力ある商品があり、それを作っている生産者はもっともっと魅力的です。糸島という地域にスポットがあたることはいいことなんですが、私としては糸島を通じて生産者と消費者をつなげていきたいと常々考えていました。WAKEAUにはその可能性があり、技術的にも可能だと思っています。これからも魅力ある商品とヒトをお客様のもとに届ける手助けをしていただき、お客さまにはWAKEAUを通じてしかできない経験をしていただければと思っております。・ご覧いただいている方々へ つたない文章を読んでいただきありがとうございます。私はWAKEAUという言葉のとおり、お客さまには糸島の商品やここでしかできない経験を提供し、わけあっていきたいと思っております。また、ほかの地域でWAKEAUに参加せれている生産者であれば、私が持つ知識や経験を分け合っていきたいと思っておりますので、気軽にご意見やご質問いただければと思います。ここでは日々の糸島のことやWAKEAU生産者のこと、私がやってきた商品開発に関する失敗談やその後の改善方法など書いていければと思っています。私のコミュニティサイトでの目標は【年間50本の記事を書くこと】ですの読んでいただいた方からのコメントは励みになると思います。よろしくお願いします。・最後に 最後になりましたが、WAKEAU糸島をよろしくお願いします。このコミュニティサイトを通じて多くの方と繋がり、今以上に盛り上がることに期待しています。最後に母のお気に入りの考え方を書きたいと思います。「商品を通じてお客様はファンになり、商品を気に入るとリピーターになる。リピータは生産者を知りたくなり、サポーターとなる。サポーターと末永いお付き合いをするとパートナーとなり、私たちの事業を支えていただく、かけがえのないお客様へとなっていく」多くの方がパートナーとなっていただけるようWAKEAUと共に頑張っていきたいと思います。

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お客様に最高のトマトを届けるトマト農家界のストライカー

トマトは熟していればいるほどおいしいんです。お客さんがあってこその生産者であり、おいしいといっていただけるトマトの生産を目指します。【どのような商品を生産されていますか?】ミディトマトという、ミニトマトより少し大きい品種を1つ。加熱調理に向いた品種を2種類、あとはオレンジや緑、ワインレッドのようなカラフルなミニトマトを6種類の計9種類を栽培しています。 【トマトの生産をはじめたきっかけを教えてください。】僕はもともと農家の育ちではなくサラリーマン家庭で育ち、サッカーを続けていて選手もしたんですが、コーチや監督になりたかったんです。6年ほど前に知り合いから、サッカーのスクールやクラブをやるから、コーチとして正社員でフットサル場で勤務しないかという話をいただきました。半年ほど勤務したのですが、サッカースクールやフットサル場は、土日か夕方〜夜の仕事なんです。そこで、社長と昼間にできる仕事を探そうということになり、その中で「農家さんのグループでカラフルなミニトマトを10種類くらい作っているけれど、売り手がいない」という話を聞いたんです。それで僕らが仕入れに行って、街中の軒先などちょっと場所を借りて販売をはじめたのがきっかけなんです。そのため、最初は全くトマトと関わりはなかったんですが、「西がやれ」ということで、半年間くらい週に5日ほど糸島の農家さんでトマトを仕入れて昼間販売をして、夕方からサッカースクール、夜はフットサル場の受付というような生活をしていました。トマトがカラフルなのも珍しかったし、とにかくすごく美味しかったんですよね。僕は何もしていないんですが、店頭で販売していたらおばちゃんたちが次から次へと人を連れてきてくださるようになって、すごく盛り上がってきちゃいまして。そうしたら途中から「もうスクールには来なくていい」って言われてしまって、半年ぐらいトマト屋になってしまったんですよ。はじめは言われるがまま始めたことだったのですが、トマトを食べられない小さな子が、うちのを食べてトマトを食べられるようになったとか好きになったとか、色んなエピソードをいただいたりお客様が喜んでくださったりするのを現場で見て、「これは続けていきたいな」と思ってどんどん盛り上がっていって、お客様が増えてトマトが足りないような状態になりました。7月ごろでトマトのシーズンが一旦終了したのですが、「次はいつ来るの?」と言われて、次は11月くらいにまた再スタートになりますと告知をしてお休みに入りました。ところが次のシーズンの話になった時に、農家さんが採算が合わなかったりグループでうまくいかなくなったりして、次の作付けをしないという方向に決まっちゃったんですよ。僕はお客様に「また来ますね」といってしまった手前と、また僕自身も続けたい気持ちが強くあったので、何かできないかと色々相談をさせてもらう中で、「自分で作っちゃったらいいんじゃないか!」となったんです。そこからは、地主さんを紹介していただいたり、ご厚意でいろいろと準備が進んでいき、ド素人ながらに今作っている場所でトマト作りをスタートしました。きっかけっていうのは本当に変な話ですよね。最初は売っていたのが自分で作るようになっちゃった、という話です。 【こだわりや、アピールポイントがあれば教えて下さい。】こだわりは今2つあるんですが、1つめは「完熟で美味しい状態で採る」ということです。スーパーに出ているものは、割れないようにするために、大玉だと特になのですが5分か6分くらいで完熟する前に収穫してしまうので、酸っぱかったり水っぽかったりとトマト特有の品種の味がしなかったりするのです。僕が仕入れさせてもらっていた農家さんがされていたのもあるのですが、割れてしまっても良いのでギリギリのところで採る、一番美味しいところで収穫するというのを意識しています。もう1つは、農薬を極力使わないということです。化学農薬などの化学合成されて人体などにも影響があるような薬品は使わないように心がけています。その代わりになるものとして、木酢液や水あめといったものを食品で探して、極力害がなく植物が生き生きする、活力を与えるようなものを選んで使う取り組みをしています。水あめはベタベタしているので、虫や小さい天敵をくっつけて取り除いたりカビにも効きます。また、鉢で栽培するというこだわりもあります。僕は土を入れているということに意味があると思っていて、土耕栽培のほうが僕の中で理想です。土耕栽培だと病気で全滅してしまうけど、鉢で育てることでリスクを分散することができます。そして、一年通して供給できるようになっています。 【商品を受取るお客様へのメッセージ】うちはミニトマトしかないので、もしクレームがあったらきちんと伝えていただきたいと思います。一応これが良いよ!というのを入れているつもりなので、もしあれば、例えばぐずぐずして美味しくなかったとか、そういう声を聞かせて欲しいですね。トマトはひとつひとつ味が違っているので、「私はこれが好き」とか「こっちの方が良かったな」とか、そういう食べ比べをしてもらって、お気に入りの品種を見つけていただけたらと思っています。

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酪農家が届ける伊都の牛乳そのままのおいしさを届けたい

酪農家たちの「おいしい牛乳を届けたい」という想いから一般的な牛乳とは違う、ノンホモの牛乳を用いて製品を作っています。【どのような商品を生産されていますか?】伊都(糸島半島)で育った牛からとれた牛乳や、それを用いた酪農家でしか作れないヨーグルト、チーズや焼酎などを生産しています。ヨーグルトでは、飲むヨーグルトと食べるヨーグルトがあり、博多あまおうを使ったヨーグルトなども作っています。【牛乳の加工をはじめたきっかけを教えてください。】酪農家さんたちの「おいしい牛乳を世の中に届けたい」という思いから、伊都物語は始まりました。私たちはもともと委託製造を行っていたのですが、4年前に自社工場ができて、自分たちで手掛けた牛乳商品を作ることができるようになりました。委託製造では消費者さんの顔が見えづらかったのですが自社生産になり、より消費者の皆さんに近づくことができました。 【こだわりや、アピールポイントがあれば教えて下さい。】酪農家が作った会社なので、こだわりはピカイチだと思います。糸島地域の牛がいて、酪農家がいて、私たちが作る。そこが強みですね。また、一般的な牛乳はホモジナイズ(脂肪球の均質化加工)されていますが、それがされていないという点で一線を画しています。自社工場になり、容器が瓶ではなくプラスチックになりましたが、ノンホモジナイズという点は譲りませんでした。スーパーで売っている牛乳はホモ牛乳で高温殺菌しています。うちの商品は低温殺菌です。高温殺菌をするためには脂肪球を均一にしないといけませんが、低温殺菌だとそれをしなくていいのです。そうすることでしぼりたてに近い牛乳、酪農家がお届けする手を加えないおいしさを味わっていただくことができます。タンパク質やカルシウムなどの栄養素が壊れていない状態でもあり、個人的にはすごくあまみを感じる牛乳だと思います。また、飲むヨーグルトと銘打っている商品の中では、うちが一番といっていいくらいどろどろしています。発酵時間などにもこだわっており、ずっと残る感じはなくてすっきりしています。 【商品を受取るお客様へのメッセージ】酪農家がこだわった、牛乳のそのままのおいしさをぜひ味わっていただければと思います。おすすめの味わい方は、基本的にそのまま飲むのが一番ですね。ノンホモジナイズなのでおなかも壊れず、すっきりとした飲み心地を味わえます。牛を育て、乳を搾る。そこに注ぎ込む、ひたむきな愛情と情熱は創業時からつむがれ、これからもずっと続いていく伊都の牛と伊都の人の物語。ぜひ、味わっていただければ幸いです。

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故郷糸島できくらげ生産に乗り出した期待の星

きくらげは生でも美味しいんですよ。糸島のいい水を使って、なるべく森に近い環境で育てています。【どのような商品を生産されていますか?】現在はきくらげを主に生産していますが、自分が目指しているのはスマート農業での生産です。正直全部機械でできれば良いと考えています。湿度と温度、水やりまでは自動でできるようにして、森の中の湿度を保てるようにハウスの大きさまで広げているので、他のキクラゲと比べても肉厚と言われるようになっています。また国内で流通しているキクラゲの90%くらいが外国産なので、2%でも3%でも、国内のシェアを取りたいと思っています。 【きくらげ栽培をはじめたきっかけを教えてください。】私は8年くらい前に脱サラをして、会社で仲良くなったお客さんとミャンマーに行って、そこで農業をやったら面白いんじゃないか、と思ったのが農業に入るきっかけとなり、そこから色々調べました。実家は大分なのですが、親戚がキクラゲが面白いのでは?と言っていて、国産のキクラゲの流通でシェアを取りたいなと思って始めました。 【脱サラの時点でスマート農業への思いがあったのですか?】その時点ではありませんでしたね。ミャンマー、東南アジアでお米の輸出をナンバーワンにしようということを考えていました。それを手作業でやろうということを考えていましたが、コロナもあって日本に帰ってきてしまいました。3年くらい前からスマート農業には興味を持っていました。【生産に対するこだわりはありますか?】できるだけ森に近い、自然に近い環境で育てた肉厚なキクラゲを目指しています。そのために光の加減は、ハウスの上に黒い80%遮光のビニールを何重にも貼って調節しています。光は機械化していないのですが、温度と湿度は自動化しています。霧を出し、遮光も太陽光が20%くらいしか入ってこないようにして、全部自動で管理していますね。ちゃんと水分コントロールを機械がしてくれているので、比べると形や厚さが本当に違います。 【商品を受取るお客様へのメッセージ】キクラゲに関しては、現在持てるだけの技術を凝縮して、「安心、安全」を心がけ衛生面も気にして栽培していますので、ぜひ一度ご賞味ください。【ハウスでの管理栽培で衛生面も非常に安心できそうですね。】はい。床面もコンクリートで砂埃がまわないように設計しており、作業時もゴム手袋の使用したりして、衛生面には非常に気を遣って栽培しております。 【WAKEAUに期待していることは何ですか?】基本的に、糸島のものはどんなに良くても糸島でしか売れないと思っていたのですが、WAKEAUはそれを県外に送って、県外の人が周りにお裾分け、分け合ってくれて広まっていくことが魅力だと思い、共感しました。糸島だけじゃなくて全国に届いて、個人的なファンが出来てくれると嬉しいなと思っています。

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農家をつなぎ、糸島の魅力を全国に伝える発信源として

全国TVに2度取り上げられた金山寺納豆など、糸島の生産者をつなぐ商品を全国の食卓へ届けたい【どのような商品を生産されていますか?】 今うちの一番人気は「糸島金山寺納豆」です。糸島の素材にこだわった納豆、麹、醤油、にんじん、昆布などを合わせて瓶に詰めたものですが、人気テレビ番組の「嵐にしやがれ!」に出て、数千本を作り上げました。私は、もともと惣菜の量り売りをやっていまして、だから店名が「惣菜畑がんこ」という名前なんです。「がんこ」はね、私のことではなくてかぼちゃの名前なんですよ。がんこかぼちゃっていうのがあって、そのかぼちゃを作って販売していた時に、お客様が「柚木さんのかぼちゃは美味しくて子どもも煮物を食べるんです」と言ってくださって、どんなふうに煮てもホクホクで美味しく見えるから自分の腕がいいと思っていたんですが、ある年、いくら煮ても美味しく煮えない年があったんです。これはやっぱりきちんと作るところからしないとダメなんだということに気づかせてくれたかぼちゃなので、「がんこ」という名前をつけました。 現在では「がんこさん、がんこさん」と言ってもらえるようになって、よかったと思っています。商品としては、惣菜やおかしなどの加工食品も販売しています。 【こだわりや、アピールポイントがあれば教えて下さい。】作っている方たちをできるだけ前に出したいと思っています。がんこはもういいんですよ、前に出なくても。チーム糸島って私は思ってるんですけど、そういうのって大手企業ではなかなかできないよね。ちっちゃいながらも皆さんの協力で成り立っていて、それが嬉しいんですよ。糸島金山寺納豆を作った時に、本当に色々感じたんです。1,000本作るのも自分たちだけでは難しいと思っていたのが、納豆を作る農家の松崎さんが機械を修理に出してまでフル稼働してくださったおかげで納豆の納品が早くなり、また麹を納めてくださるミツル醤油さんもすぐに持ってきてくれて、本当に地域の方に助けていただいているということを実感しました。自分たちだけで7,000本、1万本と売り上げてお金を手に入れるのではなく、少しでも地域にお金が落ちていくということが、今回大変嬉しくてね。それこそ「分け合う」ですよね。あとは満点青空レストラン、嵐にしやがれ!の2回もテレビに出て全国デビューさせてもらったので、それもとても嬉しいですね。【がんこさんでは糸島の素材を使って作られているんですか?】全部ではないんですが、できるところはやっぱり糸島の食材を使いたいと思っています。糸島は新規就農が結構多くて、そういう方々に少しでも農業の面白さをもっと伝えたいんです。たとえば、イチゴジャムは浅井さんのいちごしか使いません。「ジャムだから安いイチゴでいいよね」ではなくて、浅井さんが1kgいくらと言われた値段で買って、それに付加価値をつけて、「浅井さんのイチゴジャム」という形で生産者の名前を前に出しています。ジャムが美味しかったら、青果の方で「浅井さんのイチゴはどれだろう?」とイチゴを買ってくださると嬉しいなと思って、そういう思いで加工品を作っています。【糸島金山寺納豆を作り始めたきっかけを教えてください】農協の交流会があるんですよ。そこにJAの方が金山寺納豆のレシピを提出されていて、これ絶対商品化したら売れるよ!と勧めたら「いやもう私達せんけん、いいよ柚木さんして」と言われて。ただ商品化するのは気の毒だったんで、最初はその方たちが作っていた麹を農協を通じて取り寄せて作っていたんです。それが何年も続いて、ふと見た時に、地域にも(ミツル醤油などの)商品があるので、もうそろそろ地域の物を使って作ろうと思い、大豆を松崎さんにお願いして作りました。それまでパックに入れて販売していたのを日持ちの良いビンに変えて糸島産を作って販売したんです。何年もたって内容的には変わった部分もあります。 【商品を受取るお客様へのメッセージ】やはり糸島は来ていただくと良さがより一層わかると思うんです。今はコロナでなかなか難しいですが、自然も素晴らしいし、人があたたかいので、やっぱり人に触れて欲しいと思います。触れるにはやはり足を運んでいただいて、みんなでワイワイ言いながら楽しいことができるといいなというのが想いです。早くコロナが落ち着いてまた行き来ができるようになれば、もっともっと糸島の魅力を見ていただけるようになると思っています。WAKEAUがそのきっかけになれば嬉しいです。

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1年中食べられる糸島牡蠣を全国に

大ぶりで濃厚な味が特徴の、糸島牡蠣を使った商品を全国の皆様に一年中届けたい【どのような商品を生産されていますか?】私の主人が牡蠣の養殖場と牡蠣小屋を経営しております。その糸島牡蠣を使って、さまざまな加工品やお惣菜を作って販売しています。中でもWAKEAUでは牡蠣の炊き込みご飯の素と牡蠣のしぐれ煮を出品しています。【牡蠣の加工をはじめたきっかけを教えてください。】10月下旬から4月下旬までの約半年間は、牡蠣小屋の営業をして生牡蠣を販売しています。私自身、調理師免許を取得していたので、1から調べて試作を重ねながら商品を開発しました。特に炊き込みご飯の素は、何度も実際にお米を炊きながら試作を行う必要があり、商品化するまでに約2年ほどかかりました。そのため、どうしてもその期間以外は糸島の牡蠣をみなさんに食べていただけないので、何とかして1年間を通して牡蠣を皆さんに食べていただきたいという思いがありまして、残しておいた牡蠣を有効活用しながら加工食品を作りました。【こだわりや、アピールポイントがあれば教えて下さい。】まずは糸島牡蠣のそのものです。ここ加布里漁港には、山から流れる大きな川が、たくさんのプランクトンなどの栄養とともに流れ込んでいます。そのためここで育つ糸島牡蠣は、身が大ぶりで味わいのあるのが特徴です。そして、商品レパートリーの充実も、アピールポイントです。他の牡蠣の加工品を作られているところは多くありますが、佃煮などが主によく作られている商品だと思います。私も初めに製造した商品は佃煮だったのですが、もう少し種類がたくさんあったほうがお客様も選びやすいだろうと思い、新たな商品として炊き込みご飯の素を試行錯誤しながら開発しました。その後、少し趣向を変えて、アヒージョを作れるような住吉丸オリジナルの「糸島牡蠣のアーリオオーリオ」という商品も開発しました。このようにして、現在もオリジナル製品を増やしているところです。今まではこれらの加工食品は、地域の方々に向けてのみの販売であったので、WAKEAUを通じて全国のみなさんに住吉丸の商品を知っていただき、もっと糸島牡蠣を美味しく食べていただきたいです。【商品を受取るお客様へのメッセージ】炊き込みご飯の素とはお米2合と一緒に炊くと簡単に作ることができます。また、しぐれ煮は糸島のカノウ醤油を使用しており、白いご飯と一緒にも、おかずとしても、お酒のあてとしても食べていただけます。電子レンジで少し温めて食べるのもおすすめです。糸島牡蠣を使って美味しい加工品をいろいろ試行錯誤して作っておりますので、是非ご賞味いただきたいです。

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地域の素材を生かした、糸島ならではの明太子づくり

スケソウダラの新鮮な卵と糸島の素材を贅沢に使用した明太子を作っています。【どのような商品を生産されていますか?】私たちが主に製造しているのは明太子と、糸島の鯛を加工した鯛の出汁です。明太子については、私たち自身で鮮度の良い卵を仕入れ、糸島の素材を使用して味付けを行っています。こだわり抜いた卵の本来の味を生かした、辛さ控えめで後味の良さが特徴の明太子です。また、糸島は天然真鯛の漁獲量が日本一であり、その鯛を用いて糸島をアピールできればと思い、鯛出汁を商品化しました。一度焼いて臭みを取り、アラから丁寧に炊きだしたものに醤油で味付けをした、美味しいお出汁です。みなさんに手軽に鯛の出汁を味わっていただけるような商品になっています。【明太子の加工をはじめたきっかけを教えてください。】 私たちは、元々明太子屋さんに原料であるスケソウダラの卵を販売する卸問屋として創業しました。当時は博多の名産品として重宝された明太子でしたが、時代とともにスーパーなどで気軽に手に取ってもらえるように変化してきたように、価格の相場も大きく変わりました。そのため、多くのメーカーが商品の価格帯にあうように、卵を仕入れて加工する明太子作りに苦戦していました。そんな時、私たちは卵の目利きができる原料問屋としての強みを生かし、8年前に仕入れ〜製造まで行うメーカーに転身しました。そして製造場所については様々な候補地がある中で、お酒やお醤油など良い原料が手に入る、現2代目代表の馬場の地元である糸島が選ばれました。【こだわりや、アピールポイントがあれば教えて下さい。】まず第一に明太子の卵の鮮度を大事にしています。船上で獲れたてのスケソウダラから採卵をすぐに行い、その場で凍結する方法を用いています。この方法はコストはかかりますが、私たちは元々原料問屋ですから、原料に対するこだわりも強く、鮮度の高い魚卵のみを使用しています。鮮度の高い卵は食べるとプチプチした食感が強くあるのが特徴です。また、「糸島で作る明太子」を作るために素材、中でもお酒とお醤油には強いこだわりがあります。お酒については、明太子作りでは欠かせないものではありますが、通常スーパーに置かれているような明太子はコスト削減のため、料理酒が使われていることが多いです。私達は江戸時代から続く「ハネ木搾り」という石の重みで搾る製法を用いた、糸島の白糸酒造さんのお酒を使用することで、卵の魚臭さを綺麗に取り除き美味しく仕上げることができています。お醤油は、醤油本来の味がしっかりとしている本醸造醤油を作られているカノオ醤油さんのものを使用しています。さらに、後味の良いものにするために、手間はかかるものの、醤油を煮詰めたものを加えることで、添加物は少なくても旨味のしっかりした味を実現しています。実のところ、この醤油を煮詰めるという工程は、煮詰めすぎて焦がし醤油になってしまったものを加えてみたら、たまたまおいしいものができたという失敗から出来上がった味なのです。このように原材料の仕入れから始まるこだわりには、コストも手間もかかってしまい、他のメーカーからすれば、面倒に思われる部分も多くあるとは思いますが、その分おいしいものができているという自信があります。【商品を受取るお客様へのメッセージ】私たちは、卵の鮮度とそのおいしさに強いこだわりがあり、あえて少し辛さを控えめにし、最初はピリッとしますが、後味がすっきりとした卵本来の味を楽しめる明太子を作っています。ぜひとも私たちの明太子の「卵のおいしさ」を味わって頂きたいです。また鯛出汁は、糸島産の天然真鯛の旨味を手軽に味わっていただけるような商品です。どちらも糸島の美味しい素材を生かしたものとなっていますので、お気軽に味わっていただければ幸いです。

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